電子天びん、電子はかり 電磁力平衡方式の天びん(4)
こんにちは。今回は「電磁力平衡方式の天びん」の第4回です。今回は「電磁力発生部」におけるフォースコイルについて解説します。フォースコイルにはボビン付きタイプと空芯タイプの違いがありますが、いずれも磁石とポールピース間の磁気(回路)空間に配置されます。フォースコイルの形状は変換効率や機構部の構造から一般的には円柱形となります。右図は一般的な磁気回路の構造図ですが、マグネットはヨークに固定され、もう片方にポールピースが固定されています。ヨークは機構部土台に固定され、フォースコイルは機構部ビーム(図示...
